せむしのこうま
さて次の日、イワンたちは都へとやってきました。
金色のたてがみの綺麗な子馬たちは、街の人たちの目にとまりました
「なんて綺麗な馬なんだ。こんな綺麗な馬は見たことがない」
だれもがそう口々に言いました。
あっという間にその評判は町じゅうに広がり、やがて王様の耳にも入りました。
その評判を聞いた王様は、いったいどんな馬なのか気になり、とうとうお城から見に足を運びました。
「これは素晴らしい馬だ!」
王様は子馬たちを一目見るなり絶賛しました。
すっかり気に入った王様は
「金貨一袋で買ってやる。」
その言葉にお兄さんたちは大喜び!
「イワン、お前の馬のお陰で良い思いができそうだよ。」
それを聞いた王様は、
「この馬はお前が育てたのか…。よし、それではイワン、わしに仕えよ。馬屋の一番偉い係りにしてやろう。」
と、言いました。
「うわあ!すごいじゃないか!すごいそイワン」
お兄さんたちは吃驚したり、喜んだり…
こうして、イワンは王様に仕えることになり、せむしのこうまと一緒にお城へ行きました。
いっぽう、お兄さんたちは貰った金貨を抱えてそそくさと家に帰っていきました。
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