せむしのこうま
お城に帰ってきたイワンを見つけ、王様は喜びました。
「よくやった!イワン!褒めてやろう。では、今度は美しいお姫様をつれてこい」
やっと帰ってきたイワンにまた命令をしました。
でも、せむしのこうまのおかげで、またもお姫様を探し出し連れてくることができました。
王様はそのお姫様を見て、一目惚れ
「わしと、結婚してくれ」
と、お姫様に言いましたが、お姫様は
「海に落とした指輪がなければ、結婚したくありません」
と、言いました。
王様はイワンにまた探しにいけと命令をだしました。
今度は大きく広い海の中から指輪を見つけ出せ、という命令。
さすがに、せむしのこうまでも、海の中までは入ってはいけません。
どうすればいいのか悩んだイワンは、とりあえず海辺へといってみました。
すると、波打ち際でクジラが一頭苦しんでいました。
イワンが近づいていくと、クジラは
「イワンさん、私は体が痛くて痛くて仕方ありません。お願いです。月の女神さまの国へいって、どうしたらこの苦しみが治るか聞いてきてください」
あまりの痛がりように、イワンは不憫におもってそのお願いを聞くことにしました。
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